ぼくは40歳を目前にしているおっさんですが、この期におよんでプログラミングを勉強し始めてみます。元々はこれまで歩んできたキャリアがメーカーの海外営業だったのですが、営業現場の至るところで技術的な判断が必要になるのを見てきました。
当然、技術的な判断はエンジニアが代わりに行ってくれますが、ぼくはずっと「製造業の花形ってエンジニアだよなあ」と思っていました。
営業に技術を覚えさせるのは難しいですが、技術が営業を覚えるのは適正もあると思いますが、そんなに難易度は高くありません。むしろ、お客さん側も技術が決め手になるので、決定者はエンジニアということが少なくありません。
そんな経験を営業を通じてしてきているので、技術に対する漠然とした憧れがあり、その想いを形にしたいなと思い、プログラミングを勉強し始めました。

udemyから入ったPython入門
高校で数学を勉強はしたものの、大学も文系だったので、プログラミングに必要な知識はほぼゼロでした。
そのため、いきなり書籍で勉強を始めても継続できないと思い、初心者向けにも講座が充実している動画学習サイトの「Udemy」を使うことにしました。
ちなみに、プログラミングを勉強し始めたときのぼくのレベルは、大学の一般教養で履修した情報の授業程度です。
「Udemy」で入門講座を1周しましたが、入門編は非常に丁寧に作りこまれており、逆に初心者でもわかった気になってしまうのが問題でした。実際に動画でも見本のコードを示されて打ち込むのですが、サンプルコードを丸写しして、あとは説明を聞いていくスタイルだったため、頭を悩ませながら失敗を重ねて解いていく感じではなかったのです。
そのため、講義を最後まで終えても勉強した内容の記憶がほとんど残っていなかったため、このままの勉強方法ではレベルが上がらないと危機感を覚えました。
「Udemy」だけを使った勉強方法で大丈夫なのかと悩んでいるところに、同時並行で勉強している脳科学で、知識の錯覚という言葉に出会いました。
日常生活上、とても便利な感覚ですが、これが「自分は○○について理解している」という、「知識の錯覚」を生んでしまうことがあります。典型例は、何度も教科書やノートを一生懸命に読み返して勉強したのに「テストで良い点が取れなかった」「試験に落ちた」など。これは、読み返して内容を見慣れた脳が、それを真の理解と取り違えて錯覚をしたのです。
もっとも効果的な勉強法は、実際に問題を解くこと。つまり、教科書を100回読むよりも、問題集を3回解くほうが効率的。さらに、問題集を解くと同時に誰かに内容を教える。相手の質問を受けることで「知識の錯覚」から抜け出せます。
まさにぼくが陥っていたのと同じ状況でした。
見やすい動画を繰り返し見て、プログラミングを勉強して理解した気になっていたのです。
そこで、実際に学んだことを応用して解いていくスタイルの「Progate」も使うことにしました。
これが、「Udemy」以外に「Progate」を使うことに決めた理由です。
Progateとudemyの併用は初心者にオススメ
「Progate」はわかりやすいスライドと、例題を通じて基礎レベルを勉強していきます。そのため、「Progate」を修了しても、実戦で使えるだけのレベルにはならないと思います。
「Progate」は絶妙のレベルで問題を設定してくるため、問題を解く前に勉強した内容を理解してなければ、結構戸惑う内容が多いです。
基礎をがっちり固めて次のステップにいくために、下記の方法でプログラミングを勉強していきます。
①「Progate」で基礎固め ※復習に重きを置いて、4周繰り返す
② 復習が終わったら「Udemy」でレベルアップを図る
アラフォー初心者のプログラミング学習は、まだまだ続きます。