梶原山から早朝の富士山を望む
中国の上海出張から戻ってきた日曜日。習慣にしている早朝ランニングを実施。9月に入っても朝から蒸し暑く滝汗になるので、今日も比較的涼しい山トレを選択しました。
山トレは、短い距離でも心拍数と脚を簡単に追い込める練習ができます。長距離を走って疲れてしまうのが嫌なぼくは、最近山トレを積極的に取り入れてます。
今日の山トレは最近お気に入りの馬走北を日本平に登っていくコースではなく、日本平の向かい側に位置している梶原山公園まで走ることにしました。梶原山は標高279mと高くはありませんが、短い時間でサクッと走るには最適です。
今日も朝6時過ぎからスタートしました。
草薙駅からもアクセスが容易な梶原山
梶原山へ登る道路の入り口にある案内
梶原山はJR草薙駅から5.7kmの位置にあります。JR静岡駅や私鉄の静鉄でも草薙まで移動できるため、ランニングの格好でも余裕で来ることができます。
ぼくはいつも家から走って瀬名にある常葉大学の横を抜けて、梶原山へ登っています。今日も同じコースを辿りました。
9月の梶原山は朝トレなのに暑かった
梶原山に関する案内がある横にある光鏡院が目印
家から4kmほどランニングをして、梶原山へ登っていく坂道の入り口にある光鏡院へたどり着きました。今日も最低気温は26℃の予報だったので、朝からでも涼しいと感じることはありません。光鏡院についたころには、既に汗が体中から噴き出していました。
さあ、今日も張り切って梶原山アタックです。
光鏡院の横からロードの登り坂が始まります
光鏡院の入り口で一礼してから、直ぐに脇にある道を登っていきます。最初から結構な登りになります。ここからガシガシ登ります。
登り始めて5分の坂
標高279mの梶原山を山肌にそって登っていくので、折り返しながら徐々に登ります。激坂ではありませんが、鍛えていないと脚も心拍数も全然ついてきてくれません。ぼくは5月以降ランニングをサボり気味のため、心拍数が直ぐに上がってしまいます。
定点観測ポイントから見下ろす静岡市街
最初の坂を登りきると途中で平たんなロードを挟んで、緩急豊かな坂道を攻略していきます。途中でぼくが毎回定点観測地点にしている場所は前が開けているので、静岡市街を一望することができます。
淡々と登ります
平坦な道と竹林
山からの恵み
梶原山へ続く分岐
梶原山へ続く2回目の分岐地点から、さらに頂上を目指して登ります。疲れているときは、この分岐を登らずにそのまま竜爪街道へ降りていきます。今日は調子が良いのでそのまま登り続行です。
既にバテバテですが、歩きを混ぜながら登ります。
階段の先がゴールの梶原山公園
梶原山公園から静岡市街と草薙駅
家から走り始めて5kmちょっとで梶原山公園に到着です。全工程を走り切る力は、まだ僕には備わっていないので歩きも入れながらチョコチョコ登ってきました。
今日は夜から台風15号が関東地方を直撃するため、梶原山の頂上も風が強かったです。ここから見下ろす景色を楽しみに、いつも辛い山道を登ってくるんですよね。最高!
展望台から見えた富士山
9月は雲がかかっていて見えないことが多い富士山ですが、今日は風が強いのも影響してか、富士山が綺麗に見えました。
清水港も見えます
展望台からは清水港や日本平も見ることができます。車でも梶原山公園のすぐ下にある駐車場まで登ってこれるので、夜景で有名なスポットみたいです。
鎌倉時代の武将「梶原景時」が最期を迎えた地でもあります
梶原山公園には、鎌倉時代に源頼朝の配下であった梶原景時が、最期を遂げたことを説明する石碑があります。頼朝が亡くなったあとに、景時は北条氏との争いに敗れて西へ逃れました。西へ逃れる途中で景時は駿河武士団と戦い、梶原山で最期を迎えました。
梶原景時 辞世の句
「もののふの かくこもかかるときにこそ 心の知らぬ 名のみおしけれ」
周辺には駿河七観音など歴史的な場所があります
梶原山の途中にある瀬名古墳
梶原山以外にも途中に瀬名古墳があったり、駿河七観音の1つである霊山寺など、周辺には沢山の興味深い場所があります。
週末の朝ランニングは、歴史的に意味のある場所を巡る旅ランもしてみたいと思っています。
梶原山を尾根づたいに北へ行くと、トレランコースに行けます
梶原山から尾根を伝って北に進むと、一本松公園から高山といったトレイルランニングコースに出ることができます。
静岡では有名なアラウンド竜爪と呼ばれるコースの一部にもなっており、トレイルランニング好きは溜まらないコースです。
竜爪山より奥に行ったトレイルに興味がある方は、この記事もオススメです。