8月15日にIT未経験という身ではありますが、基本情報技術者試験の受験を宣言しました。基本情報技術者試験はITエンジニアへの登竜門ということもあり、文系資格のように暗記や文章読解で対応できる内容ではありません。
言葉が通じない土地で、これまで足を踏み入れたことのないジャングルへちょっとずつ進んでいく感覚です。
完全初心者といっていい状態ながら、試験勉強を開始しました。しかし、勉強を開始して早々中学校で勉強する二進法の理解で手間取っています。
中学校で勉強する内容は暗記で何とかなりましたが、今回は基礎中の基礎から理解していかないと太刀打ちできません。
中学校で勉強する二進法
「二進法ってなあに?」
そんな風に思われる方も少なくないと思います。実際にぼくも二進法に関しては、0と1で表す方法しかわかりませんでした。その先にある「じゃあ具体的には?」と質問されたら、ちんぷんかんぷんの状態ですよ。がっくり。
二進法は中学校2年生で勉強するのですが、ぼくは「中学校に勉強したな~」くらいで内容は全く覚えていませんでした。典型的な暗記オンリーの学習だったことがここにきて露呈しました。
二進数は「0と1を使って表す方法であり、2という数字は桁が進む数」になります。普段僕らの生活で使用している数字は10進法であり、0から9を使用して表します。10という数字は桁が進む数なので、9の次になったら10と桁が進む訳です。
二進法
ゼロ | 0 | ||||
イチ | 1 | ||||
ニー | 1 | 0 | 1桁目が桁上がり | ||
サン | 1 | 1 | |||
シー(ヨン) | 1 | 0 | 0 | 1桁目から順番に桁上がり | |
ゴー | 1 | 0 | 1 | ||
ロク | 1 | 1 | 0 | 1桁目が桁上がり | |
シチ(ナナ) | 1 | 1 | 1 | ||
ハチ | 1 | 0 | 0 | 0 | 1桁目から順番に桁上がり |
二進法は1の次にくる数字がないため、普段の生活で馴染んでいるように1の次は2とはならず、1の次は0になります。上の表からもわかるように、1の次は桁が上がっています。二進法はこの繰り返しで数を表現していきます。
すんなりわかります?
ぼくは十進法に頭が慣れているため、二進法の変換が全然上手くできませんでした。この記事を書いている8月23日の時点でも、無意識にできません。
二進法が理解できないとこの先に進めないため、試験勉強は進めていきながら、同時に何度も復習しています。
凝り固まった頭をほぐしていくのは本当に大変
基本情報技術者試験の勉強を開始して1週間、30年以上無意識に使っている頭にこれまでとは違う考え方を入れていくのは想像以上に大変だと気が付きました。
ただでさえ理解していないのに、これまでの習慣による癖が重なってくるのですから、もう思考回路もしっちゃかめっちゃかです。ポジティブに見れば頭の体操になっているでしょうが、試験もあるので悠長に構えていられません。
試験勉強を始めて1週間、長い道のりは続きます。