40代目前でプログラミング学習開始なんて、もう手遅れだと思っている人のほうが多いと思います。正直、ぼくも「可能性」という言葉を使ってはいますが、プログラミングを勉強することに、自分を信じ切ることができない時期もありました。
それでも、プログラミングをマスターしたあとに待っている状況をめちゃくちゃ想像(妄想)して、やっぱり勉強していくことに決めました
というより、興味があることに対して、どうも成果や見返りを求めるような風潮が強い気がしています。知らず知らず自分もそういった雰囲気に侵されているところもあり、最近も人生の選択をしたときの成果を気にしすぎて、一歩踏み出せないことがありました。
人生、先のことなんてどうなるかわからないのに、興味のあるプログラミングの勉強までマスターする前から諦めてしまうことは、非常にナンセンスというか、面白くないと思ったんですよね。
改めてpythonの学習をブーストアップさせるために、動画学習サイトの「Udemy」以外に、初心者のプログラミング学習といえばかなり定評がある「Progate」も併用することにしました。

progateはプログラミング初心者におすすめ
「Progate」はイラスト中心のスライドで、初心者にもわかりやすく説明されています。特徴として、スライドで理解したあとすぐに実践で実際にコードを打ち込むようになっている点が挙げられます。
実践がついているのはめちゃくちゃ重要で、スライドだけだとわかった気になってしまい、結局理解してなくて記憶にも残っていないことなんてザラにあります。この現象は脳科学的にも証明されていて、「知識の錯覚」というみたいです。
「知識の錯覚」を防ぐためには、スライドを眺めるだけよりも、手を動かして問題を解いていくことが大切です。問題を解いていく過程でポカミスしたり、理解が間違っていたところがあぶりだされてきます。
問題を解く過程で経験する失敗が、短期記憶から長期記憶に転換させるカギを握る海馬を刺激して、記憶を定着させやすくしてくれるのです。
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最近、脳科学の本を読み漁っているけど、眼からウロコばかり。
ぼくも実際にprogateで学習を始めてから、問題を解いていって間違えるたびに、理解が深くなっているのを感じます。スライドで解説を読んで理解したあとに、実戦で間違えながら覚えていく方法は、初心者にこそ必要だと思います。
今日はpython編のⅡとⅢを学習しました
Progateを使いだして2日目ですが、全部で5つあるpythonの講座を3つまで終了しました。
リストや辞書といった複数の文字列や値を管理する方法、そしてwhileやforといった繰り返し構文から、関数を使ったじゃんけんのプログラムまで目白押しの内容です。
これだけの内容を初心者が一日で覚えられるわけがないです。
そのため、大人らしく脳科学の観点からアプローチしていく必要があります。
高校生以降になると脳が暗記を苦手としてくるため、30代のおっさんが初心者のレベルからプログラミングを学習するには、脳の特徴を理解して、その特徴に基づいて学習を進めていく必要があります。
脳は忘れることを前提としているため、復習メインの学習スケジュールを組んで、視覚以外にも手や声などの五感をフルに使って、短期記憶を司る海馬を刺激しまくり、しっかりと長期記憶に定着させる必要があります。
また、記憶を考える際に、LTPといった長期増強とかシータ波を出して記憶定着を助けるとか、30代のおっさんでもプログラミング学習をする際に勇気づけてくれるメソッドがあります。
脳と仲良くしながら、なんとしてもpythonのマスターをとっかかりにしてプログラミングをマスターし、自分が考えるアプリでも設計してみたいと思います。
おまけ 脳科学からの勉強法
記事で触れた脳科学と学習の関係ですが、脳科学者の池谷裕二さんが書いた本で詳しく説明してあります。ぼくも、この著書を読んで、今さらながら、脳科学に基づいた効率的な学習方法があると気が付きました。
題名は高校生向けですが、大人でも参考になります。
また、書評でも書いてみますが、勉強方法で困っている方は、是非ともこの本に書かれているメソッドを参考にしてみてください。