毎週、早朝ランニングを軸に走行距離は40㎞以上はキープしていましたが、今週は初めて10㎞をちょっと超える程度の距離になりそうです。
別に走ることが嫌になったとか、さぼり癖が出てきてランニングをする習慣がなくなってしまったとかいうわけではありません。ランニングを休んでいるのは、ハムストリングを怪我してしまったからです。
これまではハムストリングを痛めるということはなく、アキレス腱や足の甲を怪我してしまうくらいでした。なので、ひざより上の部分は怪我をしたこともなく、今回ハムストリングを怪我するのは思ってもみませんでした。
理由はいくつか推測できますが、一番の原因は、コロナの影響による在宅勤務で椅子に座っている時間が長くなってしまったため、股関節周りを中心に筋肉が固まってしまったことではないかと考えています。
毎日毎日同じ姿勢で座っているので、股関節やハムストリングが固くなり、結果として固くなった筋肉が神経を痛めているのだと思います。
接骨院の先生にも、ハムストリングが固くなりすぎで、神経を圧迫していると説明を受けました。
そこで、今はストレッチを毎日朝と夜に行いながら、ランニングの距離を少なくすることで、ハムストリングを徐々にほぐしていっています。そして、あまり同じ姿勢で座り続けないように気を付けるようになりました。
ランニングを再開しようとして、盛大に転んでしまった
そして、今週木曜日にランニングをしようと朝5時に走り出したところ、100mも走っていないところで、つまづいてしまい、坂道で盛大に転んで流血をしてしまいました。
朝起き抜けで頭も動いていなかったため、受け身もまったくとれずにひざ周りを強打してしまい、木曜日と金曜日は大事をとって休養しました。

40歳目前になって、何の変哲のない道端で転ぶなんて、昔テレビで放送していた運動会でお父さんの足がもつれて転ぶ姿に笑っていた自分も、ちゃんとテレビで転んでいたお父さんと同じように年齢を重ねて衰えていっていることを突き付けてくれました。
いつまでも若い時とおなじ状態ではないので、如何に体力をキープしていくかがポイントになります。
「Use it , or lose it」 (使わなければ失われる)
スマホを使いこなすことで、コミュニケーションも対面型のリアルコミュニケーションの機会が減り、情報処理も自分の脳を使う頻度が減ります。日常生活のなかで、発達期の子供たちが脳を使う機会が減るということは、人類にとって初めての経験です。
前頭前野を使うuse itの機会が減り、lose itが習慣化した子供達の脳が健全に発達しなかった結果、グラフのような結果がでてきたのではないか?私の最大の懸念はここにありました。
出典:「スマホが学力を破壊する」
最近、強く意識していることがあります。
それは、「使わなければ、失われる」ということです。
この考えに触れたのは、運動ではなくスマホと学力の関係を説明した本を読んだからなのですが、実は、運動と体力も同じような関係にあることは、誰の目からいても明白な事実です。
ただし、普段の生活のなかで運動は仕事や家事などが忙しいことを理由に、人生の中で優先順位をかなり低く設定されていると感じることが多いです。
「運動したいけど、時間がないんだよね」
「仕事の前に運動したら、疲れるから嫌なんだよ」
言い訳はいくらでも出てきますが、運動をしないことで失われる体力の影響は、仕事や生活の効率にも大きく影響します。すべての物事のベースが運動による体力維持だとしたら、運動は人生のなかで優先順位を高くしなければなりません。
使わないから衰える。
衰えるから、使いにくくなる。
使いにくくなるから、動かなくなってしまう。
歳をとるから動けなくなるんじゃなくて、動かないから、歳をとるんだと思います。
ランニングをやめることはありません
だから、ぼくがランニングをやめることはありません。
怪我をしている状態で無理をして、さらに痛めてしまって、走ること自体が嫌になったら意味がありません。
だから、はやる気持ちを抑えて、今週はランニングを休みました。
たぶん、明日の日曜日は10㎞走ると思うけど。
40歳からは、ほんとうに運動をして体力を維持することが、至上命題だと思っています。
やらなきゃ、老いるだけです。シンプルです。