【書評レビュー】衝撃的なタイトルの「いつものパンがあなたを殺すー脳を一生、老化させない食事」は、脳の健康を保つための必読書!

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こんにちは。のぶさん(@nobu3manyu)です。

「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本)」は、アメリカ人の神経科医であるデイビット・パールマターによって書かれた本です。

なお、日本語訳はケトン食事法などで有名な白澤卓二医師が担当されています。白澤医師は現在の日本で主流となっている炭水化物(特にパンに含まれるグルテン!)を多くとる食事法ではなく、脂質やたんぱく質をメインに採る食事法を提唱しています。

本の題名から、「「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本)」はパンに焦点をあてた本だと思っていましたが、パンの原料となる小麦粉に含まれるグルテンはもちろんですが、牛乳に含まれるカゼイン、そして炭水化物を多くとる食事が脳に与える影響を365ページにわたって説明しています。

日ごろから疲れが取れなかったり、年齢を重ねても元気で生活したい人は、必見の本です。

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デイビット・パールマター及び白澤卓二医師の紹介

「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本)」の著者であるデイビット・パールマターさんは、アメリカ出身の神経科医で、米国栄養学会などで多くの賞を受賞している方です。

とくに、「「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本)」で解き明かした糖質と炭水化物が人間の脳に与える影響により、世界中でベストセラーとなっています。

そして、「「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本)」を翻訳した白澤卓二医師は、糖質制限によるケトン体を通じた食事方法や、100歳まで元気に生きる方法について、多くの著書を通じて発信しています。

のぶさん
のぶさん

この本読むと、炭水化物を見る目が変わるわ!

著書の主な内容ですが、大きく3つにわけることができます。
  • パンに含まれるグルテンをはじめとする炭水化物と、牛乳に含まれるカゼインの影響
  • 脳をはじめとする健康に対する脂質の重要性
  • 4週間にわたる食事プログラム

著書で説明されているのは脳に対する内容だけではなく、糖尿病、認知症、そしてアルツハイマーなど多岐にわたります。

そして、豊富な実験結果をベースに説明されているので、私たちの体に与える影響のメカニズムから理解することができます。

のぶさん
のぶさん

体にいいと思っていた炭水化物が、まさか、体に悪影響を与えるなんて!

「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事」 目次

著書は365ページで構成されています。

内容は非常に多く、専門的な用語も使って説明している箇所もあるため、僕は読むのに半日はかかりました。

のぶさん
のぶさん

難しいところ、ちょっと飛ばしたけどね。。。

著書は炭水化物の影響を説明している第一部と、脳や体の健康を保つために必要な食事や運動方法の第二部で構成されています。

目次が非常に多いので、主な項目のみ挙げていきます。

第一部

 第一章 頭の中で何が起きているのか?
 第二章 食べ物をトロリとさせ、ふわふわにするたんぱく質の恐怖
 第三章 「炭水化物中毒」や「脂肪恐怖症」に陥っていないか
 第四章 脳を”糖”でベトベトにするな
 第五章 心の病も頭痛も「食事」を変えれば治っていく

第二部 

 第六章 最良の「脳のための食習慣とサプリメント」
 第七章 最良の「脳のための運動」
 第八章 最良の「脳のための睡眠」
 第九章 炭水化物と糖質から抜け出す「4週間プログラム」
エピローグ

目次を見るだけでも何となく怖そうですが、読了したら本に書かれている内容をちょっとずつでも試してみたくなります。

脳と脂肪の大切な関係

「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本)」に書かれている内容は、日ごろから私たちの生活で「常識」と言われている食事内容を、根底から覆してきます。

圧倒的な実験結果と、炭水化物や糖質が健康に与える内容を「これでもか!」と説明しているので、読み終わったらイヤでも行動せざるを得ない気持ちにさせてくれます。

・脳の重さは体全体のわずか2%に過ぎないが、総コレステロールの25%は脳にあり、脳の機能と発達を支えている。脳の重さの五分の一はコレステロールなのだ!

・もうお分かりだろうが、脳機能や健康の低下に対して、本当の犯人はグリセミックインデックス(GI値)の高い食べ物だ。この値は、基本的に炭水化物において高い。

・通説のなかで私が誤りを暴こうとしているものの一つは、脳が燃料としてグルコースを好むという間違った点だ。これは当たらずとも遠からずで、脳はむしろ上手に脂肪を利用することができる器官だ。つまり脂肪は脳の「パワフルな燃料」と考えられるのだ。

とても紹介しきれないので、興味があるかたは是非手に取って読んでほしいです。

アンチエイジングや日ごろから疲労が抜けない人にはオススメの著書です。

「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本)」は現代の食生活に警鐘を鳴らしている本です。

医学的見地から神経科医の著者が書いているため、普段から疲労が抜けにくかったり食生活に不安があるかたは、一度手に取ってみてください。

ぼくはこの著書を読んで、さっそく食事を改善しようと動き出しました。そして、食事だけではなく有酸素運動を組み合わせると、効果がさらに大きくなりそうです。

【書評レビュー】「脳を鍛えるには運動しかない!」は慢性疲労に悩む現代人の必読の著書でした!
毎日忙しく生活を送っている中で、疲労が取れなかったり、何となく気分がすぐれない状態が続いていませんか? 漠然とした不安やうつの症状、そして疲労が続いている原因は脳の状態に関係しているとしたら、どのように脳の機能を改善していけば良いのでしょう...

100歳まで健康な体と脳を維持して、自分自身で生活をしていくなら、必読書だと思います!

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