一日に使える時間をどう増やすか?情報の消費をやめる。

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昨日の記事で、学び続けることで脳力が上がっていくことについて触れました。学び続けるというのは言葉にすると簡単ですが、僕が高校生だった1990年代後半の頃と比較すると、何かを継続するというのがとても難しくなっているなと感じます。

なぜ、何かを継続するのが難しくなっているのかを考えてみると、ありとあらゆるところに情報が溢れているからだと僕は思っています。考えてみてください。朝起きてから寝るまで、インターネットに繋がっているスマホさえあればクリックするだけで情報の海にダイビングすることができるんですから。

ちなみに僕が高校生だった1990年代後半は、docomoがi-modeを出して携帯電話でネットにつなげることができるようになった頃です。i-modeは画期的でしたが、今のようにつなぎ放題ではないので情報垂れ流しとはいきませんでした。(自分はJ-phoneでしたけど)

当時はテレビと新聞がまだ主流だったので、情報が溢れかえっているという感覚はありませんでした。テレビも都市と地方でやっている内容が違ったり、地方は1週間遅れで再放送が流れたりするので、リアルタイムに情報をとれる環境ばかりではありませんでした。今考えると、実は幸せな時代だったのかもしれません。

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情報という名の快楽刺激

自分が高校生だったころとは異なり、今はネットで24時間情報が取れます。個人的に厄介だなと思うのは、こちらが求めていないのに至る所に広告などの情報を送ってきて、隙あらば快楽を刺激しようとする世の中になっています。

スマホを持っていれば寝室で寝る間際まで情報が押し寄せてくるので、自分で意識して情報を遮断しない限り、自分の時間はどんどん他人に取られて行ってしまいます。

そんな世界になってしまったので、冒頭で触れたように何かを継続するのが大変になってしまったと考えるようになりました。細切れで情報消費できるし、何も考えなくても次から次へと情報を運んできてくれるので、思考停止状態が長く続いているのかもしれません。気が付いていないのは、情報を消費していることを為になっていると勘違いしている人だけです。

今日、ちょうどアメリカのスタンフォード大学医学部の教授が書いた「ドーパミン中毒」という著書を読み始めました。そこには、如何に私たちの世界が快楽刺激にあふれていることが、数多くの事例とともに書かれています。(まだ、全部読んでないです)

刺激が続くと、どんな快楽も感じない無快感症に至らしめると著者は述べてます。まさに、SNSなどの情報を次から次へと求める現代人のことですよね。自分も以前ツイッターに毎日2時間とか消費していた廃人時代があるので、このことがよくわかります。

一日で情報消費ばかりしていたら、何も継続できずに人生終わってしまう可能性があります。だから、結局は時間を生み出すには情報の消費を止めるしかないということです。

どうやったら情報の消費を止められるかは「ドーパミン中毒」を読んで参考にしたいですが、自分はインスタグラムなどはやってませんし、Xもアプリはいれてません。自分の出した答えは、情報に触れられないように環境を整えることしかありませんでした。

80歳になったとき、どうでもよい他人の情報を消費して人生終わってしまったと思わないように、ここで方向転換が必要だと自分に言い聞かせてます。できることなら、スマホを止めたいですけどね。

 

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